カフェフェスブログ

カフェフェスに出店! 週末にだけ開く、美しきカフェ「HANG cafe」をご紹介します。

その美しさの前には、言葉は何の力も持たないのではないかと思うほど、HANG cafeのケーキは美しい。そのうえ、とにかくおいしいのだ。


駅前でもなく、観光地でもなく、周りに豊かな自然があるわけでもない。静かな住宅街の一角にカフェを開くことを決意したとき、店主の新井さんは、お客さまに喜んでもらうための“なにか”が必要だと感じた。その“なにか”を見つけるために、2008年2月のオープン以降、新井さんがずっと力を注いできたのが、ケーキづくりだ。

HANG cafeは、土日にだけオープンする。平日の日中はカフェの仕事はできないため、新井さんは土日のための仕込みを、平日の夜中に行っている。そのうえ、ケーキの試作も毎週のように続けている。当然、休みは年に数えるほどしかないが、新井さんに大変そうな様子はみじんもない。むしろ、いきいきと輝いている。


新井さんがつくるケーキと同じように、HANG cafeの空間は、とにかく美しい。

新井さんは中学生のころから、空間づくりに興味を持ち、自分の部屋の壁にペンキを塗ったり、床に板を張ったりして楽しんでいた。結婚後には、購入した築7年の家の壁などをすべて解体し、自らの手で自分たち好みに改装した。30歳を過ぎ、カフェを開こうと思ったのも、自分が心地良いと感じる空間を、多くの人に味わってほしいと願ったからだ。

もともと古い商店だった空間を、こつこつと自分たちで改装しつくり上げた店内には、フランスから直接仕入れたアンティーク家具が、丁寧に並べられている。照明やスイッチ、ネジの一本に至るまで、すべて新井さんの美学によって統一された空間は、凛とした空気をまとい、訪れる人をやさしく包み込む。その美しい空間に癒されるために、今日も多くの人がこの場所を訪れるのだ。


今回、新井さんは、オープン当初から親しくしているcimaiの二人といっしょに、カフェフェスに出店してくれます。じつは、cimaiのお店に置かれている家具は、新井さんがフランスから仕入れたもの。一方、HANG cafeで出されるランチには、cimaiのパンが使われています。そんな息ぴったりの2店が、どんなお店を味スタにつくり上げてくれるのか、今から楽しみでなりません! ぜひ当日は、HANG cafeとcimaiがコラボしたブースに足をお運びくださいね!

HANG cafe 新井さんに聞きました。

Q1 貴店の紹介を、カフェフェスのお客さまに向けてお願いします!
埼玉県ふじみ野市で土日のみオープンしているHANG cafeです。空間づくりが好きで、それを活かせる場所を設けたい、また、時間を気にせず大人がくつろげる空間をつくりたいと思い、カフェを開きました。カフェフェスでも、こだわりの空間をつくり上げ、ゆったりとした時間をお届けしたいと思います。

Q2 カフェフェスではどんなメニューを販売して下さるのでしょうか?
今回は、親しくさせていただいているcimaiさんと、同じブースでの出店になります。cimaiの二人が、おいしいパンを用意してくれるので、HANG cafeでは持ち運びができ、音楽を聴きながら召し上がれるように瓶に入れたデザートを用意します。

●2層のチーズケーキ
●マロンとアールグレイのクリーム(無花果入り)の2種類です。



カフェフェス用に瓶のデザインもお願いしてラベルをつくりました。

その他、焼き菓子数種類やホットアップルジンジャーをご用意いたします。おいしい料理を食べたあと、HNAG cafeのお菓子を召し上がって頂ければと思います。

Q3 カフェフェスをどんな風に楽しみたいですか?
HANG cafeは大変不便な場所にあるため、お越しになれないお客様も多いと思います。普段お会いできないお客様とたくさんお会いできることが、すごく楽しみです。イベント出店が初参加になるので楽しむ余裕があるか分かりませんが、みんなでおいしい物を食べながら音楽を楽しめればと思います。