カフェフェスブログ

カフェの店主たちも常連の「仁平古家具店」が、古道具マルシェに登場!

そのお店の名は、いろいろなカフェの店主から聞いていた。senkiyaの高橋さんは「かなりおすすめですよ!」と教えてくれたし、日光珈琲の風間さんは常連なうえ、一緒にイベントも開催しているという。そのお店とは、「仁平古家具店」。栃木県の真岡市と益子町に、2つのお店を構える古道具店だ。


期待に胸を膨らませ、仁平古家具店の真岡店を訪ねたのは、今年の夏のこと。店内に一歩足を踏み入れると、そこには、まるで昭和初期以前の日本にタイムスリップしたかのような空間が広がっていた。

広々とした店内には、日本各地から探し集めたという、希少な古家具や雑貨、照明などが所せましと並べられている。そのひとつひとつに触れて驚いたのは、どの古家具や雑貨も、しっかりと手入れされていたことだった。

仁平古家具店では、仕入れた古家具や雑貨、照明などは、1点1点、丁寧に水洗いを行い、修理が必要なものには手を入れ、再生したうえで販売している。そこには、「いつまでも大切に、愛着をもって使ってもらえるように」という、店主の仁平 透さんの想いが込められている。


仁平さんは、捨てられている古い道具や雑貨、石ころなどを拾ってきては、母親に怒られているような子どもだったという。年齢を重ねてからもその衝動は抑えきれず、捨てられている古家具などを拾ってきては、それを修理して自宅の部屋で使っていた。そんな仁平さんに、なぜそれほどまでに古いものに惹かれるのかと尋ねてみると、

「単純に美しいから」

という答えがかえってきた。木や鉄などの金属は、その重ねた時間の分だけ味わいや美しさを増していく。仁平さんは、その深くて美しい味わいが、純粋に好きで好きでたまらないのだ。



今回、仁平さんは、カフェの空間に似合うような、古いテーブルやイス、棚などの古家具をはじめ、カフェ空間を彩る雑貨なども、たくさんたくさん携えてきてくれます。これからカフェを始めたい方も、カフェ好きな方も、ぜひカフェフェスで、仁平古家具店の家具や小物に触れてみてください。


*仁平古家具店の仁平 透さんに聞きました。

Q1 貴店の紹介を、カフェフェスのお客さまに向けてお願いします!
日本各地で探し集めた古い家具や雑貨などを、1点1点、心を込めて水洗い、修理、再生し、末永くお使い頂けるよう仕上げ、お客様へお届けしています。

Q2 カフェフェスではどんな商品を販売して下さるのでしょうか。
当日はカフェフェスを意識して、カフェの備品で使えそうなテーブルやイス、引出し、棚や、カフェに何となく置いてあるだけでもかわいいと思えるような小物を、車いっぱいに詰め込んでおうかがいします!

Q3 カフェフェスをどんな風に楽しみたいですか?
このイベントを何かで知ったとき、「仕事を休んで遊び行きたいな~」と思っていました。そしたら、数日後に出店依頼がきてビックリ! 全国から19店ものカフェの名店がそろったら、僕の胃袋はいくつあっても足りません(笑)。当日は、みなさまとゆったりとした時間を共有できるのを、心より楽しみにしております!