2013.9.25.WED

ご来場いただいたみなさまへ

goraijo1写真●鈴木静華

9月21日、「海のカフェフェス in 横浜」にお越しいただいたみなさま、誠にありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか?

初めての場所でイベントを開催することは、事前準備の段階から、普段以上に様々な課題を丁寧にひとつひとつクリアーしていきながら当日に臨むことになります。とりわけ、今回は“来場者数1000人限定の、贅沢なカフェフェス”という言葉をテーマに掲げていたこともあり、ご来場いただくみなさまに極上の空間を味わっていただくためには、どのような内容が相応しいのか、当日はどのようなオペレーションにするべきなのか、そんなことばかりを考えていたような気がしています。

前日、大さん橋ホールで準備をしていると、そこに停泊していた大型客船が、私達の背中を押すように、大きな汽笛の音とともに大さん橋を出航していきました。そして当日、アン・サリーさんのアンコールの最中、ステージの背景である大きなガラスの向こう側に、静寂の訪れた海上を、眩しいくらいにライトアップされた客船が通り過ぎていきました。それは、海のカフェフェスのフィナーレを、無事に迎えることができたことを祝福してくれるかのような美しさでした。大さん橋という最高のロケーションに圧倒されながらも、様々な場面で噛み締めたくなるような感動的な瞬間がたくさん訪れていました。お客様にも、そんな瞬間が訪れていたことを願っています。

出演アーティストと出店者のみなさま。素晴らしい演奏、美味しいカフェメニュー、そして心ときめく商品やワークショップ。いつも以上のパフォーマンスで当日に臨んでいただいたこと、心より敬意を表します。

ライブステージを制作してくださった、舞台、PA、照明のみなさま。的確で力強いサポート、スムーズな運営をありがとうございました。

会場を貸していただいた大さん橋国際客船ターミナルのみなさま。当日まで、度重なるなわがままに快くお応えいただき本当にありがとうございました。横浜、そして、この素晴らしい場所でカフェフェスを開催できたことは、私達の誇りです。

お手伝いをしていただいたボランティアスタッフのみなさん。当日、みなさんの顔を見ただけで自然と力が沸いてきました。心から信頼できるみなさんがいつも傍にいてくれること、本当に感謝しています。

そして最後に、ご来場いただいたみなさま。日常では体験できないような感動的な一日は、日々の暮らしを大切しているみなさまがお越しいただけるからこそ、生まれるのだと思います。カフェを愛するみなさま。音楽を愛するみなさま。よろしければ、どうかこれからも“カフェフェス”を愛してもらえると嬉しいです。

goraijo2

初めての会場での開催ということもあり、来場者のみなさまには、私達のおもてなしが行き届かずに、様々な場面でご不便をおかけする場面もあったのではないでしょうか? 実際に、来場者アンケートにはたくさんの意見をお寄せいただいています。今回生まれた課題としっかりと向き合い、イベントとしての質を更に高めていきたいと思っています。

本年度の「カフェ&ミュージックフェスティバル」プロジェクトは、この「海のカフェフェス in 横浜」を以て終了となります。ですが、来年へ向けた準備も、少しずつではありますが始まっています。次のカフェフェスで、みなさまにお会いできることを楽しみにしています。

本当にありがとうございました。

 

9月24日
333DISCS/手紙社一同