●写真:小野田陽一
鹿沼のカフェフェスにお越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。カフェと音楽に彩られた一日、お楽しみいただけましたでしょうか?
栃木県鹿沼市という地域で初めての開催となった今回、「鹿沼のカフェフェス」というタイトルを掲げたものの、予想以上に聞こえてきたのは「鹿沼ってどこだろう?」「どんな街?」という声。まずは、この場所についてお伝えすることから始まりました。クラシカルな街の魅力、若い人を巻き込んで育まれてきたカフェ文化。何度も鹿沼へ足を運び、地域の方々と話す中で、この地でカフェ&ミュージックフェスティバルを開く意味合いを強く感じていました。
ついに訪れた当日。会場には、カフェと音楽を愛する方々が思いおもいの時間を過ごす風景が広がっていました。春の日射しに包まれた屋外のカフェエリアでは、食事をしながら談笑する人々。屋内のマルシェエリアでは、垣根無く交流する地域内外の人々。ライブが行われた大ホールには、ともに音楽を楽しむアーティストと観客の皆さまの姿がありました。
出演アーティストと出店者の皆さま。心に響く素晴らしい演奏、記憶に残るカフェメニュー、思いの込もった作品や商品の数々を届けてくださり、ありがとうございました。
ライブステージを制作してくださった、舞台・PA・照明スタッフの皆さま。的確で力強いサポート、スムーズな運営に厚くお礼申し上げます。
会場を提供してくださり、準備の段階より様々な面でサポートいただきました鹿沼市民文化センターの職員の皆さま。館内プラネタリウムの投影もこのイベントの大切なコンテンツでした。心より感謝申し上げます。
お手伝いいただいたボランティアスタッフの皆さん。赤と白のボーダーのユニフォームを会場で見かける度、仲間がいることを感じて自然と力が湧いてきました。皆さんと一緒にイベントを作り上げられたことは、私たちの誇りです。
鹿沼という場所にカフェ&ミュージックフェスティバルを招致くださり、ご支援いただきました鹿沼市の皆さま。そして、今回のきっかけをくださった日光珈琲・饗茶庵さん。地元を愛する皆さまのサポートがあったからこそ初の開催につながりました。ありがとうございました。
そして最後に、ご来場いただいた皆さま。普段は別々の場所で暮らす人々が、「この一日を楽しもう!」という共通の思いをもってこの場所に集っていたからこそ、日常とはかけ離れた特別な一日が生まれたのだと思います。
ただ、来場者の皆さまには、ご不便をおかけする場面もあったのではないでしょうか? いただいたご意見、反省点を踏まえ、今回生まれた課題としっかりと向き合い、イベントとしての質を更に高めていきます。
会場に流れていた、特別な空気。大好きなカフェで、お気に入りの音楽がかかっている“あの”時間に似ている気がしませんか? カフェと音楽の時間をこよなく愛するすべての人々のために、カフェフェスは北海道・ニセコへと向かいます。またみなさまと再会できることを願っています。
鹿沼のカフェフェスにお越しくださったみなさま、ありがとうございました!
333DISCS/手紙社一同